2008年5月24日土曜日

組み合わせ決まる。

さすがにシリアまで行くのはキツイな…

よく少年漫画誌とかに

[○○先生のマンガが読めるのは××だけ!]みたいのってあるじゃないですか?

あれってつまり、○○先生は××(雑誌というかその出版社)と専属契約をしてるってことなんですけど。一般誌だと結構ありますよね。

でもエロだと殆どない。
いや、エロマンガ業界の全部を知ってるわけじゃないというか、あたしが知ってるのなんて業界の一部でしかないので断言するのはアレなんですが、あんまり聞いた事はない。
あんまり、というのはまあ一応聞いた事があるにはあるので。けどご本人に会って確かめたわけでもないし、それも昔のことで、今は専属ではないし。あと、某社から専属契約を持ちかけられた作家さんなら一人知っている。けど断ったそうだ。

何故そうなるのか、理由はたぶん色々あるんだろうけど、その考察はちょっと横に置いておくとして。
理由の方ではなく、その結果どういうことになるかってーと、エロ漫画家というのは基本的に担当編集者につくことになる。出版社ではなく。
出版社は変わらないけど担当編集が交代する、みたいなのはあんまりない。

いや、あんまりないというと誤解があるか。
とくにコンビニ誌で連載してるとかだと、連載中に担当が変わるってことはあるだろうし、実際普通に聞く話だ。
聞くも何も、あたし自身が壁天連載中に一度、担当が交代している。といっても、あれは連載2話目にして、最初の担当が会社をやめたんだが。
でもまあキルタイムは所謂エロ系出版社としては少し普通の会社っぽいところがあるかもしれない。元がそれなりに手広いマイクロマガジンだからかも。土日休みだし。いや話逸れてるし。

とにかく、うちらの感覚としては基本的に編集と仕事をしている感じだし、専属契約てなこともないので、例えば編集が移動したら、ほぼ自動的に自分らも移動する。
たしかずうっと前に、当時の夢雅編集部が版元とソリが合わなくなって、編集部ごと出ていって立ち上げたのがTIで出版したのがMujinだった。まだあたしのデビュー前、ていうかそもそもマンガ自体描いてない、ていうか普通に読者だった頃の話だけど。
この時も作家はごっそりと編集部にくっついて移籍した。つか、そのまま連載が移動してたし。しかし今この立場になって考えると、単行本出す時とか面倒だったろうなあ、跨いでたやつとかは。
後から聞いた話によると版元だか後釜の編集部とかから、作家に対する引き止めみたいなこともあったらしい。
が、仕事の進め方とかは作家によって千差万別なのがこの仕事なので、担当の交代で新たにそれを構築し直すのはとにかく面倒だし、なんといっても結局のところ、うちらは一介の自営業者として信用し、信用されて仕事をしているので、多少稿料を積まれたところでそうそう編集から離れたりしないわけで。
なので、あたしが当時の作家さんだったとしても、やっぱり一緒に仕事をしてきた編集さんについて移動したと思う。

で、何の話がしたいかというと。
会社を移る時ですらそうなんだから、社内で雑誌を移る時はもちろんそうだよね、という話で。
まあ、もう各雑誌の次号予告とかでピンときてる人はきてると思うんですが、というかだからもう書いてもいいかなと思うんですが、編集さんが移動するんであたしも移動するです。
というわけで、これからコアのお仕事は基本的に、メガ本誌の方になるですよ。
もちろんやることは変わりませんけどね。

2008年5月9日金曜日

お詫び。

えっとですね、つい先程、いわゆる迷惑メールの類いをざんざか整理してる時に、

ついうっかりサークル宛ての問い合わせメールを削除してしまいまして。
本当に申し訳ありません。

もしお心当たりのある方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、
今一度メールを再送していただけませんでしょうか。
重ね重ね申し訳ありませんです。

2008年5月2日金曜日

お仕事情報

なんてものを。

えっと、メガストアH6・7月合併号に漫画を一本描きました。
内容的にはちょっとがっつりめ。何かねー、ラブラブのヌルイ感じのは決して嫌いじゃないんですけど、どうもそればっかりってほら、ストレスたまるじゃないですか。や、陵辱系ばっかりでもストレスはたまるんですけども。あたしが飽きっぽいだけか。

現在、壁天の単行本作業を含めると、仕事が5つ並行して走ってまして。ひでえ。
どれも締切はちょい先orもっと先なんですが、各締切自体は間隔がつまっていたりするので、ある程度までは並行して進めつつ、締切の迫ったやつから優先的にやる、みたいな状況。
しかもこれに加えて途中で同人が挟まる。そしてさらに1〜2本追加されそうな予感。なんだそれ。
読者の皆さんにお目にかかるのは、一番早いのが…同人?…いや、その直前か同じくらいに一本ある(予定)。

そんなこんなで、何が言いたいかというと。
スーパーサイヤ人ばっかりの天下一武闘会に、地球人の身でしかも手足縛られて参加するなんて正気の沙汰じゃないな、と。